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Short Magazine Lee-Enfield No4 MkI
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大英帝国の墓標
種別: ライフル
重量: 4kg
発射形式: ボルトアクション
仕様弾薬: .303 British
所持弾数: 10+160発 (default)
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よくSMLEと略されます。またリー・エンフィールドとだけ呼ばれることもあります。SMLEは1907年に正式採用され、それ以降も多くの改良型が開発されました。No4MkIは第二次大戦当時の英軍主力ライフルで、最も性能の良いライフルのひとつでした。
SMLEは他国のボルトアクションライフルを大きく上回る、10発入る弾倉を備えています。これはより長い時間戦闘に参加できるという点で、英軍の大きな利点になりえます。弾丸は5発ずつクリップにまとめられており、リロードは最低5発撃たなければ行えません。
弾数が多いとはいえ連射力に劣るボルトアクションライフルなので、無理に前に出る必要はありません。仲間には突破力のあるステンとブレンが居るので、SMLEは援護に徹したほうがよいでしょう。
イギリスは大戦をずっとSMLEで通しました。自動ライフルを開発したくても、それだけの資源と余裕が無かったのです。大戦後、イギリスは超大国の座から降りることになります。
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Sten MkII
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土壇場が生んだ傑作銃
種別: 短機関銃
重量: 3kg
発射形式: フルオート
仕様弾薬: 9mm Parabellum
所持弾数: 32+320発 (default)
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ダンケルクで多数の装備を失った英軍は、来るべきドイツ軍の本土侵攻に向けて急ぎ武器を生産しなければならなりませんでした。特にMP40に刺激を受け、安価な短機関銃を大量に必要としました。
そこでエンフィールド造兵廠の技師は、アフリカで大量に鹵獲したイタリア軍の9mmパラベラム弾を使うことを考えました。そして完成したのがステンMkI。その改良型で、最も多く生産されたのがこのステンMkIIです。
ステンは速射力が高い割に反動が少なく、またすばやく動けるため室内戦で力を発揮します。反面威力の低い拳銃弾は、長距離での戦闘には向いていません。
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Bren Light Machine Gun
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ジョンブルに愛された軽機
種別: 軽機関銃
重量: 10.2kg
発射形式: フルオート
仕様弾薬: .303 British
所持弾数: 30+300発 (default)
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知る人ぞ知る銃器王国チェコ。第一次大戦後に独立したチェコは、外貨獲得のために当時未開拓分野だった軽機関銃に目を付けた。完成したZB26は頑丈で信頼性が高く、各国へ輸出されました。中にはライセンス契約をし自国で生産する国も現れました。イギリスもそのひとつです。
チェコのブルーノ造兵廠とイギリスのエンフィールド造兵廠の頭文字をとり名付けられたブレンガンは、第二次大戦で運用された中でも特に評価の高い軽機関銃です。英兵たちにたいそう気に入られ、戦後も長らく使われ続けました。
移動速度こそ遅くなりますが、精度も威力も高いためステンと共に行動すれば敵にとって大きな脅威になるでしょう。
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Springfield M1903
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一撃必殺の銃弾
種別: 狙撃銃
重量: 4kg
発射形式: ボルトアクション
仕様弾薬: .30-06 Rifle
所持弾数: 5+200発 (default)
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1941年3月、米議会は武器貸与法を成立させました。これによりイギリスは、金を支払うことなく武器を譲り受けることができるようになりました。アメリカから送られてきた武器の中に、このスプリングフィールドも含まれていました。
スプリングフィールドは英軍が使っていたリー・エンフィールドに比べて装弾数が少なかったものの、性能は悪くはありませんでした。そこで4倍スコープを付けて狙撃銃として運用されることになりました。
……ってのが一番説明としていいような気がします。なんでLee-Enfield No4(T)じゃないんでしょうねぇ。
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